向陽高校の合格通知を受け取って
御幸山中学校3年生Yくんのお母さま
「塾に入って勉強させてください。」
学校から帰ってくるなり、夕飯の支度をする私のところまでやってきて、頭を下げながら言ったのは、中学2年生の学年末試験の結果が出た日でした。部活動との両立に自信がなく、それまでは塾に通わず、自分なりの勉強を続けていました。しかし、その方法と量とでは、思うような成績が取れなくなり、自分で考えた末の行動だったのだと思います。
「通わせるなら敬愛塾。」と、以前より思っていましたので、迷わず、すぐに連絡させていただき、入塾の面談を受けました。
その席で、塾長と息子とのいくつかのやりとりがあった後、最後に塾長から「お母さん、第一志望は?」と、聞かれました。私は、ただただ漠然と望みと夢とで「向陽高校です。」と答えました。
あの日から1年が経ち、まさにその夢を現実のものとできましたのは、本人の努力もあってのことだとは思いますが、それを導き、確実に力をつけてくださった敬愛塾のおかげだと思っています。塾に通うことになった当初は、幼いころの習い事のように、疲れてしまった日や忙しいときなどは「行きたくない…休みたい。」と言う息子に対し、なだめたり励ましたりしながら、あの手この手で通わせるイメージを抱いておりました。しかし、実際は、部活で疲れて帰ってきた日も、大事な試合で負けてひどく落ち込んでいる日も、少しの弱音も吐かず、時間になれば、きちんと敬愛塾へと向かっていくのです。朝9時から夜10時までの集中講習も、当たり前のようにこなしていました。
少しの弱音も吐かず、時間になれば、きちんと敬愛塾へ
そしてそれは、息子と共に敬愛塾に通う仲間たちの姿からも感じることができました。「学校」「部活」そして「敬愛塾での勉強」が、「今の自分に課せられた役割。」と受け止め、自らの問題として自分の力で立ち向かっている息子の姿を、私は外から見ているだけでした。
敬愛塾の本気の指導と愛情とが、子どもたちにきちんと伝わっているのです。
塾長の本気に、息子も本気で応えていました。努力は結果となって現われましたし、中学校の面談でも先生に大変褒めていただきました。また、その間には、部活動でも市総体優勝・県大会ベスト8という有終の美を収め、最高の夏を経験しました。
総体で優勝した日、塾長がそのことを本当に喜んでくださり、誇りに思ってくださったことが、息子も嬉しかったと思います。敬愛塾は、勉強だけを叩き込み、ただ成績を上げる学習塾ではなく、将来、社会の中で生きていく力、世の中で働くために努力し続ける力
その力を導き出し、確かな土台を作っていただける場所です。感謝しています。ありがとうございました。