【中学受験】Hさん 金城学院中学校 合格体験記
2024.02.17
「塾で学んだことと親への感謝」
私は、2個上の友達から「一緒に金城に行こうね」と言われ、中学受験をすることにしました。始めは「簡単なものだろう」と思って大手の塾に行きました。
最初は勉強も簡単で楽しくやることができました。しかし、だんだん問題も難しくなっていき、「行きたくない」という感情が出てきました。そして、私は大手塾をやめてしまいました。でも、ちょっとでもやっておこうと思い、高校受験を始めることになりました。高校受験では、国語、算数、英語の三科目をやっていました。算数と英語はよく出来るので、楽しいです。
でも国語が全然わからなく、イヤイヤになりながらやっていました。そしてまた嫌になり、高校受験もやめました。私は「もう受験なんてうんざりだ」となりました。
そんなある日に、私はふと一緒に受験しょうねと言ってくれた子のことを思い出しました。そして私はまた中学受験をしたいと思い、家族に相談しました。でも家族は反対しました。「どうせやめちゃうからやめておけ。」と私はそう言われ悲しくなりました。私はできるだけ説得しました。そして両親が探してくれたのが敬愛塾でした。
私は敬愛塾に入ってみて、こう思いました。大手塾ではみんなで授業を受けることしかなかったけど、敬愛塾は授業だけでなく、個別指導などもしてくれるから、ちゃんと成績が伸びると私はそう考えました。
私はそれで学校の授業なども簡単にできるようになり、学校の授業も楽しいと思えることが多くなりました。塾では友達もできて、授業も楽しくて、良いものでした。そして算数の過去問もたくさんできてとても成績は伸びました。また国語も読解などをやり、どんどん伸びていきました。しかし私はあまり社会の地理ができませんでした。でも私は毎日寝る前に自分の部屋でテキストなどを見ました。また最初は理科の水容液の部分が苦手でしたが、どんどんできるようになりました。第一志望の金城の過去問の得点も少しずつ合格に近づいていきました。
そしていよいよ本番になりました。学校を休んでまでがんばってひたすら勉強をしました。一回目は名古屋女子中学校で経験しました。その時は初めてだったのでとても緊張して暑くなりました。第一志望の試験当日が来ました。金城の入試では、前より緊張はほぐれました。けれど、やっぱり最初は緊張しました。私はできるだけ空白をなくし、全力でやりました。国語の記述の問題がいつもはできないけれど、本番ではよくできました。そして算数もいつも通りできました。社会は直前にやった予想問題からのそのままの出題もありました。そしてテストは終わりました。私は受かっていてほしいと思いました。
いよいよ発表です。どきどきで見ました。『合格』だったのです。受験した学校は金城を含めすべて合格しました。私はとてもうれしくなりました。過去問の10年以上取り組み、徹底した志望校の対策をちゃんとやれたから合格できたんだと思いました。
そして私はその時に、私にもう一度チャンスをくれたお父さんとお母さんに対して、「今まで応援してくれてありがとう!!!」と、感謝の気持ちを伝えたいです。また算数と国調の成績を上げてくれた先生にも「ありがとう!」と思いました。
今まで教えてくれた先生方、本当にありがとうございました。
~金城学院中学合格 Hさん お母さまより~
もともと気分の浮き沈みが激しく、そのことが原因でやる気が大きく左右される娘が、「大手受験塾では、もう限界!」となったのが5年生になって直ぐの頃でした。たくさん話し合って、きっぱり、もう受験はやめよう!と決め、中学受験の事などほぼ忘れかけていたのに「やっぱり受験したい」と言い出したのが冬休み直前。びっくりしたのと同時に、今から間に合う?!大手はもう合わないのは分かっているし今更追いつけない!どうしよう…?!と色々探してたどり着いたのが敬愛塾でした。
初めて娘を連れて行き、面談をした日、塾長は
「最後まで諦めずに頑張る気持ちがあるのなら、全力で指導するし合格へと導ける。その覚悟があるかどうか。」
そのことを3人で確認してからのスタートとなりました。気分のムラのある娘に気長に付き合ってくださり、時には厳しく、時には諭すように丁寧に指導して頂いたおかげで塾が楽しい!と通うことができました。
自宅で勉強していたある日、「あー、塾で勉強したいな」と言うので、「何で?」と聞くと、「塾長は私の話を最後まで頷いて聞いてくれる。最後に少し何か私に言うだけだもん。」と。自宅では、つい言いたいことが溢れ出て娘の意見などお構いなしにとにかくこれを伝えないと!と話し続けていたので親として反省しました。その時同時に、ああ、親以外にしっかり耳を傾けてもらえる、信頼できる大人が近くにいる環境ってなんて幸せなんだろうな。とも思いました。
塾の入り口を入って直ぐのところに「勉強したことを、大きくなったら役立てるような大人になりなさい」と言う様な内容が書いてあるのですが、受験をするためだけの塾ではなく、人としてどう生きて行くのか、これからある人生の岐路に立った時にどう自分の道を選択して行くのか…そう言った大きな考えの元、そのために知識や考える力が必要なのだと子供達にも自然にそう思わせてくれる塾でした。親子でたくさん悩み娘はいろんなことも我慢して一生懸命取り組んだ一年と少しでした。
そしていよいよ迎えた第一志望校の受験の日。
番号ごとに入室の部屋が分かれており、あたふたする私より冷静に、こっちだね、行ってくるね!と振り向きもせず、まっすぐ向かう娘の背中を見て本当に成長したな。もう落ちても受かってもやった甲斐はあった。この経験は絶対無駄ではなかった。と確信しました。
最後まで諦めずに頑張った甲斐もあり、間に合わないかもしれない…と思っていた金城学院中学に無事合格することができました。しかし娘は椙山女学園中学と進学を迷っていました。
家族でもう一度話し合いをして、最初は椙山へ行くと言っていた娘でしたが、色々比べて話し合ううちに、最終的に「私、金城へ行く。」と、大きくはなくとも、はっきりとした声で目を見て言いました。まだ幼い彼女の人生の岐路でしっかりと自分で結論が出せたのです。
娘なりに一生懸命がんばり、最後まで取り組んだ経験、そして結論を自分で出せた心の成長はこれからの財産です。
敬愛塾でなければ最後まで頑張れていなかったでしょうし、ここまで大きく成長した娘を見ることはできなかったと思います。最初から最後まで、「君ならできる。絶対できるよ!」と信じて声をかけ続けて頂きました。本当にお世話になりました。人の役に立てるような勉強をするのだと親子とも忘れないように、これからも頑張って行きます。本当にありがとうございました。